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本にまつわるあれこれのお店 | 恵文社一乗寺店


Keibunsha is
“a Select shop having a wide selection of books and goods”.


11:00-19:00(年末年始を除く)

〒606-8184 京都市左京区一乗寺払殿町10

TEL:075-711-5919

営業日:年中無休(元日を除く)

駐車場:正面1台+店舗裏5台あり

 
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「夜にひらく、ひとりのことば」 夜 「夜にひらく、ひとりのことば」

夜、静かにページを捲りたくなるときがあります。

眠る前のほんのひととき、灯りを落とした部屋で、
誰とも話さず、ただことばとだけ向き合う時間。

詩人・西尾勝彦さんの『あわいのひと』は、
そんな夜の静けさに、深く、やわらかく響いてくる詩集です。

“
いずれ わたしは いなくなるのです
このうつくしい世界から きえさってしまうのです
その前にできることは あたたかいものたちを こしらえることなのです
“

誰かがゆっくりと歩くどこかの風景。
時折現れる「月子さん」という存在。
近くにあるようで、ふと遠くに思える言葉の数々。

この世界のやさしさや寂しさを、まるごと包み込むような言葉たちが、
静かに、淡く、ページの中に息づいています。

詩のようでいて、物語のようでもある一冊。
どこから読んでもよく、続けて読めば一つの風景があらわれるような――。

薄く、白く、やわらかい。金の箔押しがほどこされた装丁も、美しく印象的です。

あわせて、おなじく七月堂より刊行のオムニバスZINE「詩集アンソロジー」も夜のひとときにおすすめです。

掌におさまる小さなサイズ、やさしい色の紙、糸とじの製本。

それぞれ異なるテーマで綴られる、
詩人たちの言葉が、夜の静けさにそっとひらかれます。

📖ご紹介した本
『あわいのひと』
西尾勝彦(七月堂)

https://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000029126

七月堂詩集アンソロジー
vol.1『やさしくてらす』
vol.2『音』
vol.3『暮らし』

https://www.keibunsha-books.com/shopbrand/b_lit_bun

🛒オンラインショップは
写真のタグ or プロフィールリンクから

気になるアイテムは検索欄でチェック🔍

🗣️みなさんのおすすめもよければ教えてくださいね

#あわいのひと
#西尾勝彦
#七月堂
#詩集アンソロジー
#やさしくてらす
#音
#暮らし
#詩集
#日本の文藝
本日も恵文社一乗寺店にお立ち寄りいただき、
ありがとうございました。

一乗寺は、梅雨の合間の真夏の日ざしが
まぶしい一日でした。

みなさんにとってはどんな日でしたか?

灯りの消えたあとは、
オンラインショップというもうひとつの小さな扉から、
ゆっくりとお楽しみいただけたら嬉しいです。

季節のおすすめ、今日の入荷アイテムなど、
毎日更新しています。

ストーリーでもいくつかご紹介していますので、
よろしければあわせてどうぞ。

明日もまた、
みなさまのご来店をお待ちしております。

https://www.keibunsha-books.com
「午後の光に揺れる、花咲く丘の夢」

静かな午後の光が、そっと差し込む。

まぶたの裏に残る夢の続きのように、
白と黒の世界に、花と少女の物語が咲きはじめます。

-

“わたしは フラワーベッドから抜け出して
花咲く丘になりました。”

フラワーアーティスト・篠崎恵美さんによる
「edenworks BEDROOM」10周年記念展にあわせて生まれた、一冊の幻想的な絵本。

手がけたのは、人気菓子店「AUDREY」のパッケージデザインなどで知られる、アートディレクター/グラフィックデザイナーの渡邉良重さん。

少女、花、蝶々…。

白と黒の世界に、繊細な線とモチーフが浮かびます。

遊び紙や装丁の美しさにもご注目を。

夢とうつつのあいだをたゆたうような幻想的な一冊です。

💐ご紹介した本
『FLOWERBED』
渡邉良重(リトルモア)

🛒オンラインショップは
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🗣️みなさんのおすすめもよければ教えてくださいね

#FLOWERBED
#渡邉良重
#篠崎恵美
#edenworksBEDROOM」
#AUDREY
#リトルモア
#イラストレーション
今日の恵文社には、
ちいさな「たのしみ」があちらこちらに。

生活館ミニギャラリーでは、
PINT POP UPによるKENLANDのご紹介が
明日までの開催となりました。

夏の定番におすすめの
風通しよく快適なリネンニット。

暮らしに馴染む、
夏の相棒に出会いにいらしてくださいね。

店内でめぐる楽しみはもちろん、
遠方の方へも新しい出会いをお届けできるよう、
オンラインショップも日々更新中です。

気になる催しがあれば、ぜひ今日の恵文社へ。
ストーリーでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。

https://www.keibunsha-books.com

6/19🚪OPEN 11:00-19:00

📚書店
・『はるってなんか』みなはむ原画展
・福音館の月刊誌特集
・恵文社ロングセラーフェア
・川島小鳥『サランラン』刊行記念パネル展
・古書玉椿フェア
・雑誌『広告』リニューアル号刊行記念フェア

🧺生活館
・PINT POP UP vol.6
・ゆるめる

🖼️アンフェール
・二の関 中染 ~作業の現場より
・LAVVO+PAPYRUSの小さなフェア

🎨アテリ
・ナナクモ「フォークロアを探して vol.3」

🍽️コテージ
・おやすみ

🛒オンライン
・今週の棚
・季節を愉しむ
・コーヒーとお茶時間のまわり
・暮らしのなかの動物たち
・静けさに包まれて
・本屋の理科室

-

本にまつわるあれこれのお店 | 恵文社一乗寺店

🏠恵文社一乗寺店 ( @keibunsha_books )
京都市左京区一乗寺払殿町10
075-711-5919

🚪OPEN 11:00 - 19:00/🅿️あり

🚃一乗寺駅から徒歩3分
🚌高野から徒歩5分/一乗寺下り松から徒歩7分

#恵文社一乗寺店
「もしピノキオは生きたくなかったら?」

男の子になりたくなかったら?
…でも、それはなぜ?

童話「ピノキオ」を土台にした、
アメリカの作家レベッカ・ブラウンの掌編。

昨日、『体の贈りもの』トークイベントにご登壇いただいた、
著書のレベッカ・ブラウンさん、
訳者の柴田元幸さんによるWサイン入り。

数に限りがありますので、
お早めにどうぞ。

📝柴田元幸氏による解説

レベッカ・ブラウンの「ゼペット」(“Geppetto”)は、2018年に刊行されたNot Heaven, Somewhere Else: A Cycle of Stories(『天国ではなく、どこか別の場所 物語集』、Tarpaulin Sky Press刊、邦訳なし)に収められている。

この物語集には、「三匹の子ぶた」を踏まえた“Pigs”、「赤ずきんちゃん」を踏まえた“To Grandmother’s House”をはじめ、ヘンゼルとグレーテル、ハンプティ・ダンプティなど、さまざまな伝統的物語やキャラクターがレベッカ流に語りなおされた物語が並んでいる。

語り直しの切り口は作品によってさまざまで、単一のメッセージに還元できない、豊かな「サイクル」が出来上がっている。

100ページに満たない小著だが、怒りと希望をシンプルな文章で発信しつづけるレズビアン作家レベッカ・ブラウンの神髄が伝わってくる。

「ゼペット」は厳しさと優しさが並存していて、中でもとりわけ味わい深い。

📙ご紹介した本
『ゼペット』(twililight)
レベッカ・ブラウン
絵:カナイフユキ/訳:柴田元幸
🖊️Wサイン入り

https://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000026996

🛒オンラインショップは
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#ゼペット
#レベッカブラウン
#カナイフユキ
#柴田元幸
#twililight
【お礼】レベッカ・ブラウン+柴田元幸『体の贈り物』刊行記念朗読会

『体の贈り物』刊行記念朗読会、
たくさんのご来場ありがとうございました!

余韻の残る特別なひとときとなりました。

レベッカ・ブラウンさん&柴田元幸さんのサイン本、
店頭にてご用意しています📚

#レベッカブラウン
#柴田元幸
#体の贈り物
「中庭へとつづく扉」

かつてアンフェールは書店の奥、狭い入り口を抜けた穴倉のような空間にありました。フロアの境目にはポストカードやブックカバーをディスプレイした大きな棚があり、街中の文具店では出会えないそれらをひとつずつ吟味しては、お小遣いと相談しながら選んでいたことをよく覚えています。

そんな思い出のせいか、アンフェールが書店の隣に、かつてのアンフェールが中庭になった今でも、書店の奥へつづく扉を開けるたびにふとかつての景色が瞼の裏によみがえり、不思議な気持ちになることがあります。あのころは大人になった自分がここで働くことになるとは思ってもいませんでした。

今ではすっかり恵文社のトレードマークになった中庭。彼らが少しでも心地よく根を張り、生き生きと育ってくれればと、有志のスタッフがお世話をしています。ご来店の際に出会ったときは、どうぞ気軽に声を掛けてくださいね。

(スタッフO)

恵文社一乗寺店 ( @keibunsha_books )
「のほほん、と軽やかに」 当店ロン 「のほほん、と軽やかに」

当店ロングセラー、『のほほんと暮らす』をはじめ、
西尾勝彦さんの詩集が再入荷しました。

「のほほん」とつぶやきながら、
静かに軽やかに
身の回りを言葉であらわしてゆく
不思議な詩人・西尾勝彦さん。

西尾さん自身が掲げる「のほほん」を、
ほんのりとしたユーモアにくるみながら考察。

まさに文字どおり「のほほんと暮らす」ための
さらなる知恵がゆったりたっぷり織り込まれています。

おだやか、ゆっくり、少し上機嫌。
自転車なら走る、ではなく漕ぐ。

身近なコミュニティを大事にする。

朝の光、木漏れ日、珈琲の匂いに幸せを感じる、
スマホは「のほほん吸い取り機」…。

そもそも、のほほんとは何か。

それは人それぞれ異なるものでしょうが、
この本では、ほんの少し自分を楽にし、
暮らしをたのしくする小さな秘訣が
あちらこちらに散りばめられています。

ゆっくりと考えながら、語りながら歩む。

この詩人ならではの
朗らかで凛とした情景をお楽しみください。

📖『歩きながらはじまること』

これまでの5冊の詩集をひとつにまとめた
決定版とも呼べる詩集。

元の5冊はいずれも現在は手に取りにくいものとなっており、
まとまったものが出たのはファンにも嬉しい限り。

👉収録作品『朝のはじまり』『フタを開ける』『言の森』『耳の人』『耳の人のつづき』

📖『ふたりはひとり』
わたしは あなた
あなたは わたし
散りゆく 花びら
ふたりは ひとり

ふたり、時にはひとり、
あるいはそのどちらもいないかもしれない
景色を静かに淡く描きながら、
確かな生の営みをうたうかのような
優しい力を感じさせる言葉が連なります。

ところどころに垣間見える
かすかなユーモアも西尾さんらしく、
肩肘はらずゆったりと、
そしてしっかりと紐解いて欲しい一冊です。
 
📖『なんだか眠いのです』
鹿のこころで 生きていけたら 毎日が きっと おだやか

過去に刊行された詩集、
フリーペーパーに執筆した文章、私家版など、
さまざまな形で発表された詩と文章を再配置して収録。

そしてそこに挟まれる書き下ろしのエッセイや俳句が
独特の間合いと風合いを醸し出しています。

穏やかな木漏れ日から差す光のような、
ゆったりと歩く午後の散歩のような。

西尾さんだけのテンポを楽しんでください。

👉収録作品
「光ったり眠ったりしているものたち」
「古い東洋人」「亀之助気質をお持ちの方へ」
「ならならのひと」「なんだか眠いのです」
「粥彦の句」「平穏と無事」

📖『場末にて』
いつも / どこでも / 場末に追い込まれるのが / これまでの / あなたの / 道のり
あなたは / 笑いながら / 困った顔をして / ずっと / むりなく / 

場であれ精神であれ
様々な意味ではじっこに生きる、
そんな人々に眼差しを向けた
その心が優しく沁み入る。

いろんな表情と手触りを感じさせながら、
著者だけの世界をあたたかく、
そしてしっかりと築いた軽やかな詩集です。

📖ご紹介した本
『のほほんと暮らす』
https://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000023511

『歩きながらはじまること』
https://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000022360/

『ふたりはひとり』
https://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000025593/

『なんだか眠いのです』
https://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000026723/

『場末にて』
https://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000028014/

📖ご紹介した本
『のほほんと暮らす』
『歩きながらはじまること』
『ふたりはひとり』
『なんだか眠いのです』
『場末にて』
西尾勝彦(七月堂)

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#のほほんと暮らす
#歩きながらはじまること
#ふたりはひとり
#なんだか眠いのです
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#西尾勝彦
#七月堂
#日本の文藝
【6/17-23】二の関 中染 ~作業の現場より

ギャラリーでは、「二の関 中染」二関孝宏さんによる展示がはじまりました。

型染の一種「注染(ちゅうせん)」という技法で染められた、ユニークな柄の染めものたち。

作業場から届いた“現場の息づかい”をそのままお届けします。

注染は、折り畳んだ生地に染料を注ぐことで染め上げる技法。

江戸中期から続く、日本の暮らしに根ざした染色文化です。

会場には、実際に使われている型紙や道具も展示されています。

染色に長年携わる二関さんは、初日と週末に在廊予定。

染色のこと、作業場のこと、日々のこと。

ぜひ直接お話してみてください。

-

私は長年染色加工業に携わってまいりました。
染色には糸や織布など媒体に関してはもちろん、
「美術」「歴史・文化」「化学」「産業」「ファッション」など
様々な目線、接し方、アプローチの仕方があり、
染色について述べられてる論文などは文系・理系問わず盛りだくさんです。
図書館に行ってあれこれと関係書籍を手に取ってみていると
面白くて長居してしまいますね。
 
今回はこの面白さをテーマにした展示企画です。 
 
彩度の高い派手なもの、木綿本来の色味を残したシンプルなもの、和装品、
そして『染めたはいいけれど商品化しづらいもの』など。
技術者の視点から作業場からのご紹介です。
どうぞご覧ください。

二の関 中染

二関 孝宏

二の関 中染 ~作業の現場より
2025 6月17日(火)-6月23日(月) 
11:00~19:00(最終日16:00まで)
恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェール

二関 孝宏 (にのせき たかひろ)

1972年 宮城県仙台市生まれ
1999年より 仙台の染色工場でアルバイト
2005年より 東京の注染工場に勤務
2010年より 大阪府堺市の注染工場に勤務
2015年 京都にて「二の関 中染」開業
京都市北区にて注染(*1)という技法をベース染色活動を行う。
野菜の形状などをモチーフに柄を考え染めている。

*1 注染(ちゅうせん)
型染の一種。折り畳んだ状態の生地に染料を注いでいく技法。
江戸時代中期ごろ、手拭いなどがこの技法によって染められ始める。

https://2noseki.com/

@2noseki.chu

https://note.com/keibunshabooks/n/nf6592b097982

#二の関
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衣食住を中心とした生活にまつわる書籍と、それらにつながる生活雑貨をご提案しています。フロア内のミニギャラリーはスタッフによる企画展の場として、さまざまなジャンルの作り手やショップ、ブランドにをご紹介しています。


ギャラリーアンフェール

地元の学生や、全国のアーティストたちへのレンタルのほか、不定期に開催される企画展や毎年恒例の古書市など、さまざまなカルチャーを当店の視点でご紹介しています。


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1日単位でレンタルが可能な、本屋の奥にあるキッチン付きのイベントスペースです。トークイベント、喫茶店、ワークショップなど、多様な用途にご利用いただけます。それぞれのイベントが連なりをもって、人が集う「場」として運営しています。

©️ keibunsha