倉敷意匠分室展「裸のある風景」

Share on Facebook0Tweet about this on TwitterShare on Tumblr0Share on Google+0

1 2

さて、こちらは何でしょう?柔らかく丈夫で、毛羽立ちのある表面、そんな革の素材感が視覚から直に伝わってくるほど。一見バスケットかなと思いますが、よくよく見れば、中央におへそがあるのがわかります。その名も「へそボウル」。手掛けたのは、革を素材とした靴や鞄、真鍮のブローチやショールピンも制作するhouseの増満 兼太郎さんです。
なぜおへそかと言いますと、この展示会のテーマがハダカ(!)だからこそ。現在ミニギャラリーで開催しているのは、倉敷意匠分室による新作カタログ『裸のある風景』の出版記念展。ジャンルを横断した作家さん達によるハダカをテーマに制作された作品が並んでいます。裸婦、妊婦、人魚や土偶、身体を包むタオルや下着など、切り口はさまざま。今回のカタログテーマには作り手の方々も多いに悩んだそうですが、だからこそ普段の活動からは生まれないであろう新鮮な作品が並んでいます。

7

にしおゆき 陶製人形 「灰色頭の雨女」

5

アケモドロ 型染め裸婦風呂敷

6

KIYATA 脱ぎたて毛皮カップ

4 3

原田和明 オートマタ(裸の王様)

「ハダカ」と言いつつも、決して目を覆うような作品ではなく、全体的には人体(特に女性)の身体の大らかさ、包容力が現れた作品が多い印象。身近でシンプルなテーマだけに、受け手に対しても間口の広い、見やすい展示会かと思います。数々の作家さんの作品を一度に見れる機会でもあります。皆さまのご来場をお待ちしております。

倉敷意匠分室展「裸のある風景」in 京都 恵文社
会期:1月30日〜2月12日
会場:恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

 

(田川)